1.
東京都世田谷区にあるiR様よりご依頼いただいた販売車の製作。
ベースとなる車両はiRメーカースさんの管理車両の為、機関面良好な状態。

2.
フロント、リヤ、室内廻りをばらし、各部を点検後下廻りを洗浄。
3.
下回りに塗られていた防錆剤を手作業にて取り除く。
タイヤハウスやロッカーパネル、リヤエプロン、ドアトリム裏、ボンネット裏等のコールタールを取り除くだけで20時間掛かった。
4.
塗装の痛みがある場合、とりあえず鉄板まで剥離してみる。
問題ない場合は、高年式の新車時塗られていたようにライトグレーの純エポキシ樹脂プライマーを吹き、その後ウレタンサフを吹いてシールド。
素材の違うサフを吹くには意味があり、メリットデメリットを2種類で補う。
5.
左フェンダーは何度も塗り直された跡があるが、左側フェンダー内にラジエターファンの排気が出る為一番早く劣化してしまう。
今回はオールペンをするので、潔く剥離リセットする。
カウルパネルはウォッシャー液などの溶剤により劣化することが多い為、鉄板の状態確認の意味で剥離。